2023/8/2
vol.26
第3回オルタナティブデータの不動産活用に関する研究会の開催報告
竹田 賢治
不動産戦略アドバイザー
日鉄興和不動産株式会社
開催日:2023年7月28日(金)
場所:赤坂インターシティAIRにて、ハイブリッド開催(対面&WEB)
発表者:酒井嘉昭(ジオマーケティング社長)
松野文哉(ジオマーケティング)
対面参加者:菊地由美子(JAREC理事長)
長谷川千尋(赤坂インターシティマネジメント社長)
内山真理子(JAREC事務局長)
コーディネーター:村木信爾(JAREC常務理事、大和不動産鑑定)
竹田賢治(JAREC理事、日鉄興和不動産)
※WEB参加者含め15名が参加
【テーマ】
「立地戦略・最適化DXの取組みについて」 ジオマーケティング 酒井社長
【タイムテーブル】
18:00~18:30 対面参加者の名刺交換ご挨拶Time & WEB参加者の自己紹介Time
18:30~ 研究会スタート
《5分》 トピック紹介(人流データに関連する記事「虎ブラ」ご紹介)
《30分》 ★ジオマーケティング様よりテーマ発表★
《25分》 質疑応答
〇今回のテーマでは、伝統的な統計データ(住民基本台帳や国勢調査)とオルタナティブデータ(人流データや購買データ等)をAI活用して、分析・加工を行いながら、商業出店時のマーケット分析の効率化・精緻化を狙っていくものでした。
まだまだ変数が多く更なるレベルアップが企画中とはいうものの、現段階でも鑑定評価の基礎資料作成や開発案件検討時の基礎調査資料における手作業をかなりの部分でカバー出来そうな、明るい未来のイメージが垣間見えるものだったと思います。
またこの発想や基礎的なデータの取込・分析の手法等は、他のアセット(オフィス、住居、物流等)にも転用できる素地があるのでは?とのディスカッションへと発展していくことが予感され、活発な意見交換が行われました。
〇今後も不動産価値向上に資する、活用が期待される「データ」のリスト拡充を行います。
《今後の開催予定》
8月22日(火) 日本気象協会(丸山様) 「気象データの不動産活用を考察する(題名変更可能性あり)」
9月19日(火) BBI(馬場社長) 「スマホ位置情報で分析するSCマーケット(題名変更可能性あり)」
10月12日(木) 調整中