第17回不動産戦略アドバイザー認定研修(集合研修)に併せて第17回継続研修を下記のとおり開催いたしました。
≪認定研修及び継続研修≫
開催日:令和6年12月13日(金)
講座の受講により下記の研修単位が付与されます。
不動産戦略アドバイザーの継続研修の対象といたします。
トピック講座1及びトピック講座2の何方かのみ受講の場合は、半日研修となりますので、その他の研修を受講いただく必要があります。
公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会の研修単位に認定されました。
認定単位は下記のとおりです。
(1)トピック講座1 2単位
(2)トピック講座2 3単位
(3)トピック講座1及びトピック講座2の両方 5単位
一般社団法人日本補償コンサルタント協会のCPD研修の研修単位に認定されました。
認定単位は下記のとおりです。
(1)トピック講座1 1単位
(2)トピック講座2 3単位
メインテーマ CRE戦略の基本と最新トピック
トピック講座1 10:40~12:10
テーマ:CRE戦略の概略、復習と最新トピック
(1) CRE戦略の意義
(2) CRE戦略の体系
(3) 企業戦略と投資のリスクリターン
① 企業とステークホルダの関係
② 機関投資家のESG投資原則
③ ESGと不動産価値
(4) 補論…緑の価値について
講 師:村木 信爾(ムラキ シンジ) 氏
JLL森井鑑定㈱ エグゼクティブオフィサー アドバイザリー業務担当
明治大学ビジネススクール兼任講師
講師プロフィール
不動産鑑定士、不動産カウンセラー、不動産コンサルティングマスター
FRICS(英国チャータードサーベイヤーズ協会)、米国ワシントン大学 MBA。
1981 年京都大学法学部卒。同年住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社後、不動産鑑定、仲介、管理、海外不動産等、各種不動産業務に携わる。現在、村木プロパティサービスイノベーションラボ(PROSIL)代表、明治大学ビジネススクール兼任講師(元特任教授)、JLL森井鑑定㈱との業務委託契約を締結中。
2021年3月にはESGの不動産価値に及ぼす影響、2023年3月には自然災害の不動産の価値に及ぼす影響について、国土交通省の委託調査の座長として報告書を取り纏めた。
近著は『不動産プロフェッショナル・サービスの理論と実践』(単著)(清文社)(2022年)、2025年初頭には『企業不動産(CRE)戦略とESG投資』を出版予定。
トピック講座2 13:30~16:45 講師2名
テーマ:CRE戦略を実際の不動産イシューに適用した例
(1) 最近のCRE戦略支援の傾向について
① 既存建物へのアプローチ(単体)
② 不動産ポートフォリオの老朽化
③ PBR1倍割れ問題への対応
④ 相続事業承継とCRE戦略
⑤ 定期借地権満了にかかる諸問題
講 師:石川 聡(イシカワ サトシ) 氏
中央日土地ソリューションズ(株)アドバイザリー部
エグゼクティブアドバイザー
講師プロフィール
1991年東京都立大学理学部卒。同年日本土地建物株式会社入社。鑑定評価業務、CREコンサルティング業務に従事。21年4月から現職。
鑑定評価業務においては工場財団等の施設評価、産業再生機構案件等の企業再生案件を担当。
現在は企業再生関連評価の経験を生かし、企業向けCRE戦略構築コンサルティングを担当、CRE戦略関連の講演、執筆多数。グロービス経営大学院修了(MBA)
不動産鑑定士、不動産カウンセラー、公益社団法人日本証券アナリスト協会検定会員、一級ファイナンシャル・プランニング技能士、中小企業診断士
著書
『減損会計 早期適用の実態と不動産処理の実例』
『CRE戦略と企業経営』
『ケースでわかる実践CRE戦略』
講演の概要
講演タイトル: CRE戦略の実践と最新動向
1. はじめに
・講演の目的と概要
・CRE戦略の重要性
2. 最近のCRE戦略支援の傾向
・CRE戦略とは何か
・インフレ、金利上昇下における不動産課題への適用
3. 実際の不動産イシューへのCRE戦略の適用
(1) 既存建物へのアプローチ(単体)
・企業保有の建物の現状
・継続利用か建て替えかの意思決定
・適切な対応方法の選定
(2) 不動産ポートフォリオの老朽化
・多数の不動産を所有する企業の課題
・ポートフォリオの課題解決と優先順位のつけ方
(3) PBR1倍割れ問題への対応
・株主価値向上のための経営
・不動産の効率性向上によるPBR改善
(4) 相続事業承継とCRE戦略
・相続対策としての不動産購入
・相続事業承継の整理と不動産を通じた解決方法
(5) 定期借地権満了にかかる諸問題
・定期借地権活用の現状と課題
・経済環境の変化に対応するための再検討と事例
4. 質疑応答
ホットイシュー 人的資本経営とオフィスのあり方
講 師:中山 善夫(ナカヤマ ヨシオ) 氏
(株)ザイマックス不動産総合研究所 代表取締役社長
講演の要旨
コロナ禍を通じて、企業を取り巻く環境は大きく変化しています。企業は、さらなる成長のためにも、社員を人的資本としてとらえ、各種施策を行うことが政府から推奨されています。社員の働き方や働く場所も変化し、ハイブリッドワークも当り前になってきました。世界的にも各種アセットタイプの中で変化が一番大きいのはオフィスです。本講義では、世の中のトレンドを踏まえ、今後のオフィスのあり方についてお話したいと思います。
講師プロフィール
1985年に一般財団法人日本不動産研究所に入所、数多くの不動産鑑定、コンサルティングに従事。
2001年よりドイツ銀行グループの日本における不動産審査責任者。2012年12月にザイマックスグループの役員に招聘され、不動産全般に係る調査研究やグループの国内外のPR等を担当。不動産業界の次世代リーダー育成の「からくさ不動産みらい塾」塾頭。
不動産鑑定士、CRE(米国不動産カウンセラー)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、MAI(米国不動産鑑定士)、CCIM(米国不動産投資アドバイザー)。不動産証券化協会認定マスター試験委員。ニューヨーク大学大学院修了。
トピック講座1の受講料
収録した動画で受講いただきます。
受講後にA4サイズで2ページ程度のレポートの提出をお願いいたします。
不動産カウンセラー・個人賛助会員 5,000円
不動産戦略アドバイザー・東京都不動産鑑定士協会会員 6,000円
関係団体会員・一般 7,000円
トピック講座2の受講料
収録した動画で受講いただきます。2つの講座の受講です。
受講後にそれぞれの講座についてA4サイズで2ページのレポートの提出をお願いいたします。
不動産カウンセラー・個人賛助会員 6,000円
不動産戦略アドバイザー・東京都不動産鑑定士協会会員 7,000円
関係団体会員・一般 8,000円
不動産戦略アドバイザーの継続研修(トピック講座1と2)の受講料 13,000円
※申込書の中で受講する講座を選択できます。
※申込みはGoogle フォームを利用しておりますので、「Google Chrome」又は「Microsoft Edge」を利用してください。
受講申込みのフォームに必要事項を記載して「送信」していただくと、
申込受付のメッセージが登録いただいたメールに送信されます。
受講申込を受付けした方には、準備が整い次第、メールでご請求書を送付させていただきます。
受講料のお振込みをお願いします。
動画の配信は、12月25日(水)頃を予定しております。
質問などございましたら下記のメールアドレスへご連絡ください。