空き家問題は、日本全国で深刻化しています。空き家は、生活環境の悪化や防災上のリスクだけでなく、地域の活力や魅力の低下にもつながります。しかし、空き家問題の解決は簡単ではありません。所有者の意向や状況、法律や制度、地域の特性やニーズなど、様々な要因が絡み合っています。
この研修会は、全国で深刻化している空き家について、すでに問題を解決している講演者を迎えてその取り組みの結果などを講演していただきます。今後のビジネスの拡大やネットワークの構築などを考えています。
不動産に関わる専門家、地方公共団体や民間企業などで住宅整備に関連する業務に携わる方を対象としています。空き家問題に関心がある方や、実際に取り組んでいる方も歓迎します。空き家問題は一人では解決できません。
所有者とともに街を変えるために、この機会に知識やネットワークを広げましょう。
そこで、この研修会では、「空き家になる前の空き家対策‐所有者とともに街を変える方法-」をテーマに、岡山県で行った実例をもとに、空き家問題に取り組むための知識やノウハウを学びます。
具体的には、以下の内容を予定しています。
2023年10月18日に開催する研修会では、1と2を中心に講演します。
3と4は、2024年1月26日に開催する研修会で講演します。
5については、研修会終了後に希望者を募ります。
1.空き家問題の予防対策として、所有者と連携して空き家を活用する方法や事例について学びます。
2.空き家問題の解決策として、所有者と協力して空き家を活用する方法や除却する方法などの事例について学びます。
3.空き家問題を巡る背景や国の動向、空家対策特別措置法などの関連法令について学びます(国土交通省担当官の講演)。
4.世界の空き家対策についても学びます(独協大学経済学部長 倉橋 透氏の講演)。
5.空き家対策に取り組むことを希望される方は、研修会終了後、改めて事務局へお申し出いただき、意見交換の場を設けて、 それぞれの地域で実践できる空き家対策について協議したいと考えます。
※5の対応は、受講していただいた方にご連絡いただくメールアドレスをお知らせします。
※1月開催の研修会のご案内は、11月中旬に再度ご連絡します。