2023/04/21
vol.25
「JADAA第2回不動産へのオルタナティブデータ活用研究会」への参加報告
竹田 賢治
不動産戦略アドバイザー
日鉄興和不動産株式会社
日時:2023年4月13日(木)
場所:WEB(Zoom)開催
参加者:日本オルタナティブデータ推進協議会:研究会メンバー20名
日本不動産カウンセラー協会:会員5名
【テーマ】
「不動産市場の分析における携帯位置情報データの活用」
ニッセイ基礎研究所:佐久間氏より
【ディスカッション内容】
〇「位置情報データの活用について」の分析結果や活用事例等を提示頂いた
・携帯位置情報データ(携帯基地局データ、GPSデータ)のそれぞれの特性
・データ双方を融合することで何が分かるか(データ利用の需要を持つユーザーは?)
・携帯位置情報データを活用する上での課題
・コロナ後の課題とデータ分析(オフィス出社率変化、コロナ禍での都心流動人口移動等)
〇実際に事業として取組まれている参加メンバーとのQ&Aセッション
・位置情報データに、人の属性情報や行動パターン情報などを組み合わせていくと、より深い分析ができるように
なる(→不動産開発の面で有用な情報となり得る)といった、取組内容への提言や発展可能性。また深度化を
進めるにあたり留意すべき点など、データをめぐる様々な視点からのディスカッションが活発に行われた。
また、ユーザーサイド(JAREC)からもニーズを提示して欲しい等、次へとつながる要望も出された
次回は、5月25日(木)17時~JAREC村木信爾氏にスピーカーを依頼することとなった。
(テーマはこれから調整)
【JADAA】不動産領域におけるオルタナティブデータ活用研究会(第3回)
◆時間: 2023年5月25日 05:00 PM 大阪、札幌、東京
◆会場:Zoom
〇本研究会における研究内容・方法について
今後も具体的事例を題材に、オルタナティブデータを活用した不動産価値向上に資する情報・意見交換を行うこと
で研究推進することとする
・オルタナティブデータで捉えることのできているデータの種類・特性等をリストアップ
・不動産業界のニーズから活用が想定されるオルタナティブデータをリストアップ
研究会の議事録として形式に囚われず記録。JAREC、JADAAでの研究発表の共通の題材とする